付き合う前の気になる人とデートするとしたら?

女性が言う「バカ」に隠れた、男性への愛情

猫の目のごとくに、変わりやすく移ろいやすいのが、女の心というもの。そんな女心に苦心さんたんされておられる世の男性諸君も多いようです。昔から、“女心と秋の空”なんて言いますが、もともとこれは“男心”だったのですよ。実はイギリスにも、「女心と冬の空」というのがあって、こちらの影響が強かったので、今日的な言葉として日本でも、“女心”となったようです。女心の不可思議さは、洋の東西を問わず男心を苦しめ続けてきたということですね。そんな女心から出てくる言葉も、ストレートにそのままを受け止めてしまっては大失敗の元。女心の分からない野暮天とのレッテルでも貼られてしまったら、取り返しがつきません。

例えば、普通、「バカ!」と言われれば、「ムカッ!」ときて、お前なんぞに言われたくないなどと思ってしまうものです。言う人よっては、また言われた相手によっては、それこそケンカの種にもなってしまいそう。一般の会社の事務所などでも、上司が部下に、あるいは先輩が後輩に、大きな声で「この、バカッ!」と叱咤する場面などがしばしば見られます。言われた方は、ショボンとヘコムかムッとして押し黙るか、いずれにせよこんな場合は、単なる軽蔑か叱責といった以外の他には、その意味を感じることが出来そうにありません。

ところが、その同じ「バカ」でも女性がその言葉を使う場合は、男性のそれとはだいぶ意味合いが異なってくるようです。とくに、それが割合に親しい関係に置かれている場合、その「バカ」は、ほとんど“愛情表現の一つ”と受け取ってよいほどなのです。女性というのは、本来、自分が本当にバカだと感じている男性に対して、決して、表面切って、「バカ」とは言わない生き物なのです。陰でこっそりと、「あのバカ、ウザい」程度のことは言うにしても、そのウザい相手が目の前に居る時は、表情も変えずに押し黙りムシする、そんな場合がほとんどと言っていいのではないでしょうか。

つまり、目の前の男性の顔を見ながら、「バカねえ」、「バカじゃなの」、「どうしてあなたって、そんなにバカなの」と言った場合、その女性は相手の男性に対して、他の男性には決して感じることのない好意を抱いている証拠といって良いのです。そして、これは女性の言う「キライ」という言葉もまったく同様で、通常の場合、女性は本当に嫌いな男性に対して、嫌いなどということを口にすることは決してないのです。つまり、女性の言う「キライ」は、言われた男性に好意、もしくはそれ以上の愛情を抱いているということなのです。

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